第13回 インタビュー  嵐谷安雄(あらしだに やすお)さん

障害者スポーツの方々にご協力を得て、インタビュー形式で掲載していきます。
第13回目は、10月に開催されました、第7回全国障害者スポーツ大会 大阪府選手団の団長で大阪府身体障害者福祉協会の会長でもある嵐谷安雄(あらしだに やすお)さんにインタビューをさせていただきました。

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Q1 今回、団長として参加していただきましたが特に思い出深かった点はございますか?

今回は個人競技で身体障害者と知的障害者と分宿になり、その上ボウリング競技とサッカー競技も会場の都合で分宿となってしまい、選手団内での選手・役員同士の交流が少なかったのではと感じました。
閉会式での待ち時間が長かったこと、また、閉会式の際に横手市(ボウリング競技)、にかほ市(サッカー競技)から選手を集める必要があったのかと感じました。選手の移動に往復2時間以上かかる事から、選手への負担を考慮して頂きたかったと思います。

Q2 団長からみて今回の大阪府選手団(選手)に対する感想は?

大阪府選手団について、大変まじめで頑張っていたと感じました。
選手はもちろんの事、役員の方々がよく選手をまとめていたと思います。
特にサッカー競技について、あれだけの選手数を良くまとめ的確な指示をされていました。

Q3 大阪府障がい者スポーツ協会に望まれることはありますか。

選手選考について、大阪府障害者スポーツ大会の成績で選考されていると思いますが選手個々のメンタル的、肉体的な部分での選考も必要でないかと感じました。
また、団長、副団長について早い時期に選考して頂き、練習会・合宿等に参加した選手・役員とのコミュニケーションが図れ、もっと良い関係が築けたのではないかと思います。

Q4 これから障害者スポーツをはじめようとする人へのアドバイス。

まず、普段の練習が重要かと思います。練習できる環境や指導者から指導等、選手個々により事情はあるかと思いますが、スポーツをする以上レベルの高いところで競技ができるように頑張って欲しいです。
全国大会を目指し世界大会へ続くことは素晴らしい事です。大阪府から世界で戦い抜ける選手が多数出てくることを期待しております。
Q5 これからの将来的な目標は?

大阪府身体障害者福祉協会としましても、身体障害者による野球大会、卓球大会、グランドゴルフ講習会といったスポーツ事業に取り組んでいます。そういった事業の中からスポーツに興味を持って頂き、他の競技へも繋がって頂けたらと思います。

嵐谷 安雄さん、ご協力ありがとうございました。

-次回も、お楽しみに!-