□ 基本方針

  • 大阪府障がい者スポーツ協会は、平成9年に開催された「ふれ愛ぴっく大阪」の理念と成果を受け継ぎ、障がい者スポーツ活動の振興・充実に努めてまいりました。
  • 2020年におきましては、世界的なコロナ禍のなか、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、第20回大阪府障がい者スポーツ大会、鹿児島県で開催予定としていた第20回全国障害者スポーツ大会の全日程が「中止」となり、たいへん残念な状況となってしまいましたが、選手の皆さま方には、来年度三重県で開催されます第21回全国障害者スポーツ大会「三重とこわか大会」の出場を目標に練習に励んでいただきたいと思います。
  • 今年開催予定の「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」を見据え、気運の熟成を図るとともに、今後の社会情勢やスポーツ界の動向を見極めながら大会のレガシーを活用し、府民に障がい者スポーツに対する興味関心を持ってもらうための取組みを進めて参ります。
  • 障がい者が身近な地域でスポーツに親しみ、さらには、スポーツ選手として競技力の向上をめざすことのできる環境(機会と場づくり、人づくり)の整備は、今なお、道半ばの状況にあり、今後も「ふれ愛ぴっく大阪」の理念と成果を継承して取組みを進めることとし、下記により事業の推進を図ってまいります。
【障がい者スポーツの啓発・普及】
○障がい者スポーツをより一層、啓発・普及していくため、障がいの有無・性別・年齢に関わらず、スポーツを始めるきっかけづくりやスポーツを通じての仲間づくりの場を提供するため、各種のメディア戦略や関係機関との連携を進めます。
【身近な地域における障がい者スポーツの推進】
○身近な地域で自主的・積極的・継続的にスポーツに参加できる社会を実現するため、障がい者スポーツ大会等を充実、支援することにより、これまでスポーツに親しむ機会の少なかった障がい者が、スポーツの持つ魅力を体験する機会づくりを進めます。
【障がい者スポーツの競技力の向上】
○競技スポーツに励むスポーツ選手の目標となるような大会の実現や練習会の開催等、継続的なスポーツ活動を支援し、各種競技の競技力向上をめざした取組みを進めます。

□ 事業実施計画

1.パラスポーツを啓発・普及していくための取組みや連携

(1)競技団体との連携

パラスポーツに取り組む人が増えるよう、競技団体との連携強化を図り、トップレベルのスポーツ観戦事業や新たなスポーツ教室を実施するなど、スポーツの啓発・普及活動の取組みを進めます。

(2)関係団体との連携

  1. 公益財団法人日本パラスポーツ協会「障がい者スポーツ指導者の派遣事業」を実施し、支援学校・学級など教育機関におけるスポーツ活動の支援・活性化をめざすために、教員・地域と連携、協働し、障がい児・者のスポーツ環境に対する更なる充実化を図るとともに、障がい者スポーツ指導者への「活動の場」の提供と「資質の向上」及び「活動の定着を」図る。(2022年度申請中)
  2. 公益財団法人大阪府スポーツ協会との連携強化を推進し、競技団体と障がい者競技団体の連携を図ります。

(3)積極的なメディア戦略

障がい者のスポーツを広く府民にアピールできるよう、協会ホームページ・インスタグラム、協会ニュースなど効果的なメディア戦略を進めます。

(4)企業との連携

企業の理解促進(社会貢献)に対して障がい者スポーツへの取り組みが得られるような働きかけを進めます。

(5)障がい者スポーツセンターとの連携

障がい者スポーツセンターとの情報交換や各種大会等における連携など、障がい者スポーツセンターとのつながりを一層深めます。

2.身近な地域における障がい者スポーツの推進・裾野拡大

身近な地域において、スポーツ活動を浸透・発展させていくため、地域における障がい者スポーツのリーダーを養成するとともに、障がい者スポーツ指導員派遣システムを活用し、市町村等におけるスポーツ教室等に対する支援や、総合型地域スポーツクラブにおける障がい者の参加促進など、障がい者スポーツ振興の環境づくりを進め、これまでスポーツに親しむ機会の少なかった障がい者が、スポーツの持つ魅力を体験する機会づくりを進めます。

(1)地域における障がい者スポーツ教室等の開催支援

地域における障がい者スポーツの振興を図るため、市町村や公益財団法人大阪スポーツ
協会と連携して、総合型地域スポーツクラブへの障がい者の参加促進を進めるために障がい者スポーツ指導員派遣等の支援を実施します。

(2)障がい者スポーツ指導員の活動の推進

24年度から実施している「障がい者スポーツ指導員派遣システム」の充実を図るため、大阪障がい者スポーツ指導者協議会と連携しながら、登録者を増やし、指導者を大阪府障がい者スポーツ大会や、地域におけるスポーツ教室等に派遣することで障がい者スポーツ指導者の活動を推進します。

(3)スポーツ講習会の開催

障がい者スポーツの振興を図るため、各競技団体との連携により、スポーツ講習会を開催します。

  1. 大阪府スケート連盟の協力を得て、「東和薬品RACTABドーム」において、「障がい者アイススケート教室」を開催します。
  2. 一般社団法人大阪府サッカー協会及び一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブの協力を得て、「J-GREEN堺」において、「障がい者サッカー教室」を開催します。
  3. 府立支援学校等に出向き、「知的障がい者フットベースボール教室」を開催します。

(4)障がい者スポーツの情報収集・提供

障がい者スポーツへの理解と認識を深めるため、障がい者のスポーツ施設、活動クラブなどから広く情報の収集を行い、協会ホームページを活用した情報発信や協会ニュースによる具体的な活動状況の提供に努めます。

3.障がい者スポーツの競技力の向上

(1)大阪府障がい者スポーツ大会の開催

障がい者スポーツの競技性を高めるとともに、障がい者一人ひとりの競技力向上を図るため、全国障害者スポーツ大会の選手選考会を兼ねた、第22回大阪府障がい者スポーツ大会を府内における競技スポーツの祭典として開催します。

競技種目 開催日 会場
陸上競技 2022年5月8日(日) 万博記念競技場
水泳 2022年5月14日(土) 東和薬品RACTABドーム
アーチェリー
(身体障がい者のみ)
2022年5月15日(日) 浜寺公園アーチェリー場
ボウリング
(知的障がい者のみ)
2022年5月21日(土) 牧野松園ボウル
フライングディスク 2022年5月22日(日) ファインプラザ大阪
卓球※
(サウンドテーブルテニス含む)
2022年5月28日(土) 東和薬品RACTABドーム
※オープン競技
ボッチャ
(身体障がい者(肢体)のみ)
2022年5月29日(日) ファインプラザ大阪

(2)全国障がい者スポーツ大会団体競技近畿ブロック予選会の大阪府代表選考会の開催

チームの競技力向上を目的として実施し、第23回全国障害者スポーツ大会団体競技近畿ブロック予選会へ派遣する大阪府代表の選考会を開催します。

競技種目 開催日 会場
サッカー 2022年12月で調整中 J-GREEN堺
バスケットボール 2022年12月で調整中 ファインプラザ大阪他
ソフトボール 2022年12月で調整中 ファインプラザ大阪

(3)全国障害者スポーツ大会への大阪府選手団の選考・派遣

栃木県で開催される第22回全国障害者スポーツ大会(いちご一会とちぎ大会)に出場する大阪府選手団の派遣を行います。

(開催期間)
2022年10月29日(土)~31日(月)
(開催場所)
栃木県(開・閉会式 陸上、水泳、アーチェリー、卓球、フライングディスク、ボウリング、ボッチャ)

(4)全国障害者スポーツ大会代表選手・チームの強化練習会の開催

大阪府選手団の競技力の向上を図るため、7月から10月にかけて競技ごとに強化練習会を開催します。

(5)視覚障がい者マラソン大会の開催

視覚障がい者の長距離競技の普及と伴走者を育成するため、「ひらかたハーフマラソン」  において、視覚障がい者の部を設けマラソン大会を開催します。

(開催期日)
2023年1月9日(月・成人の日)
(開催場所)
淀川河川敷道路

(6)大阪府障がい者スポーツ指導員等現任者研修会の開催

障がい者スポーツ指導員の指導力強化のため、「大阪障がい者スポーツ指導者協議会」の協力を得て「大阪府障がい者スポーツ指導員等現任者研修会」を、ファインプラザ大阪において、2022年5月に実施します。

(7)障がい者スポーツにおける団体競技の強化

団体競技の組織力・競技力強化のため、公益財団法人大阪スポーツ協会との連携強化を推進し、各競技団体において障がい者スポーツ指導員の養成や障がい者スポーツ部門の設置などの働きかけを行うとともに、各競技団体の協力を得て、支援学校、障がい者団体等への支援に努めます。

4.組織の基盤強化

本会の組織基盤の強化を図るため、現会員に活動の情報提供を行うことや、広く本会事業について賛同をいただく、会員・賛助会員の加入を推進します。