第20回 インタビュー  菅原 奈緒子(すがわら なおこ)さん と 金木 絵美(かねき えみ)

選手の方々のご協力を得て、インタビュー形式で掲載しております。

第20回目は平成20年9月に開催された北京パラリンピックにおいて車椅子バスケットボールに出場された菅原奈緒子さんとシッティングバレーに出場された金木絵美さんのお二人にインタビューさせていただきました。

まずは、菅原奈緒子さんにインタビューさせていただきました。

Q1.スポーツ(各競技)をはじめられたきっかけは?

病気が原因で障がいを持ち、何か出来るスポーツはないかなぁと思っている時に車椅子バスケットと出会い、かっこいい!と感動し始めました。

Q2.練習方法・練習場所はどのように行っていますか。

所属チーム『カクテル』練習は京都サンアビリティーズと大阪舞洲スポーツセンターで行っています。京都・大阪・滋賀で練習をしている各地の男子チーム練習にも参加させてもらいます。だいたい平日は18時から21時、土日は9時から17時という時間帯です。

Q3.スポーツをはじめて良かったことは何ですか。

国内、海外いろんな所へ行き、たくさんの人と出会えた事です。

Q4.北京パラリンピックに出場した際の印象や思い出は?

開会式閉会式の素晴らしさ。

大勢のボランティアの方々のおかげで生活しやすく競技に集中出来ました。

Q5.大阪府障がい者スポーツ振興協会に望まれることはありますか。

スポーツに出会う出会い方はいろいろですが、障がい者スポーツの普及の為にも、もっと身近な存在であればいいなと思います。

Q6.これから障がい者スポーツをはじめようとする人へのアドバイス。

実際『生(なま)』で見ると感動します。体験すると楽しさがわかります。

ちなみに車いすバスケに興味を持った方は、いつでもカクテルの練習や試合を見に来て下さいね~。

Q7.これからの将来的な目標は。

何をという具体的な事はまだありませんが、自分が経験してきた事で車椅子バスケ界の発展に協力できる事があれば行動したいなと思っています。

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続きまして、金木絵美さんにインタビューさせていただきました。

Q1.スポーツ(各競技)をはじめられたきっかけは?

障がい者スポーツを探していたところ、こうべ市民福祉スポーツセンターでスポーツ教室を見つけそれに参加しました。その時に声をかけていただき、興味を持ち、始めました。

Q2.練習方法・練習場所はどのように行っていますか。

方法は、監督が組んだメニューをチームメイトと練習しています。

Q3.スポーツをはじめて良かったことは何ですか。

体力がついたことです。また、スポーツに限らず目標を持って何かに取り組むことができるようになったことです。

Q4.北京パラリンピックに出場した際の印象や思い出は?

パラリンピックに関しては、ここぞという時のボールへの執着心。集中力。はさすが世界一を決める大会だなと感じました。

Q5.大阪府障がい者スポーツ振興協会に望まれることはありますか。

シッティングバレーボールに限らず、障がい者スポーツはまだまだ知られていないので、教室などを開いてたくさんの方に認知・体験していただけるようなイベントがあればいいなと思います。東京のイベントには時々参加させていただいているのですが、参加される方の目が輝いているように見えました。

Q6.これから障がい者スポーツをはじめようとする人へのアドバイス。

チャレンジすることで、自分の目標ができそれに向かうことができます。いろいろな競技がありますが、楽しい!と感じれる競技を見つけてください。

Q7.これからの将来的な目標は。

今回のパラリンピックの経験を活かし、講演会や体験教室などを通じてたくさんの方にシッティングバレーボールを知っていただけるよう活動していきたいです。

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以上、菅原さん・金木さんの北京オリンピックで活躍されたお二人のインタビューでした。

 

菅原さん・金木さん、ご協力ありがとうございました。

-次回も、お楽しみに!-